2021.04.24

日常生活にピラティスを

足趾の役目と機能

足趾の役目と機能

人の身体の中に機能として不要なモノなんて

殆どないのではないかと思います。

ホクロや八重歯を除去する人はいますが それなりの理由があります。

そんな場合を除くと「いらないパーツ」はそんなにないですよね。

では、自分の目から一番遠いパーツの足ですが

みなさんよくご覧になっていますか?

毎日足をマッサージしたり爪のケアをしている人もいるかもしれませんが

案外自分の足の状態を理解していない人が多いように思います。

その中でも足趾(足の指)の意識はしているでしょうか?

よく「浮指」はよくない なんて話は聞きますが

そもそも自分の指は浮いてるか わかっているのか?いないのか?

今回は浮指とは少し違う話 「足趾のチカラ」について実体験も含めて

書いていきます。

 

 

「親指」本来足趾の場合第一趾というのですが、わかりやすく親指とします。

この親指のチカラって左右同じでしょうか?

また、根本的に充実した筋力でしょうか?

このチカラの出にくい人の中には外反母趾の方がいます。

外反母趾の方は土踏まずの筋肉が硬く動きが出にくい

ふくらはぎの筋肉の中にも硬く動きにくい部分があり

機能的に働かなくなってきます。

もちろん外反母趾でなくてもしっかり踏みしめるチカラが出にくい人はいます。

それは今 「外反母趾ではない」 だけかもしれないし

単に怪我などで一時的に筋力不足なのかもしれません。

「指が動かなくても困らない。だって歩けてるし~」と思いますか?

うちのお客様の中には足の指がうまく動かせない人がいます。

言われて気づいて 驚いています。

家でできる運動をお教えして実践された方は 結構すぐに効果が出ているようです。

じゃあ、トレーニングしよう!とフットシャクトリーやタオルギャザーを

思い浮かべる人もいますが 足の指を動かす運動ではありますが

使い方が少し違うように思います。

というのも歩行という行為は足趾で地面をひっかくように使うのとは違うからです。

 

 

 

どのようにして動くのか なぜそれをするのか

 

 

 

 

うちのお客様が「家でこんなトレーニングしてる!」と言って見せてくださる

つま先立ち運動。

カーフレイズというつま先立ちのトレーニングをみせてくださいました。

「なんでこのトレーニングしてるんですか?」と聞いたら

「テレビで観たから」と言ってました。

ご高齢の方ですし、安全そうな動きなので

何でやるのかわからなくてもやってもらったらいいと思って

何も言いませんでしたけど、、、。

それより問題は どのようにして動くのがいいのかです。

立っている状態からつま先立ちをするのは身体の重みが

足先を安定させてくれる役目もしていて瞬間の維持はやりやすい。

パッと踵をあげてすぐにポトンと落ちる、、、。

ご高齢の方にもやっていただける運動なのですが

細かくどこの筋力で動いて どこに荷重して どんな風にコントロールをすれば

どんな機能が良くなるか?そんなこと考えてやる人はそんなにいないかも、、、。

何でこれをするのか わかるともっと違う動きの選択があります。

お若い方でも足首が安定せず体重が外へ逃げていく方がとても多いです。

 

 

歩くということ

 

 

歩くという行為には足の加重位置の順序があって

前に振り出した足はかかとの少し外側が地面をとらえ

小指側側面を介して 最後かかとが上がり親指が地面をキャッチしながら

抜けていきます。

 

 

足の親指が適正なパワーで地面をとらえるのには

お尻の筋力や股関節の柔軟性 腿の使い方ももちろん関係しますが

ふくらはぎの外側が張り過ぎていたり足首がのねん挫などで不安定な状態も

上手く使えない要因となります。

足の親指の押すチカラは地面をとらえるチカラになる。

腿の内側の筋力低下やふくらはぎの負担(硬いふくらはぎ)

それら全部親 指の押す筋力と関わってきています。

 

今コロナの影響であまり外を歩かなくなった方

知らない間に筋力低下、弱化のために硬く動きにくくなる筋肉の影響は

身体のいろんなところに出ています。

それでも「気のせいかな?」くらいで見て見ぬふり。

私はちょっとそんなところがありました。

でも、しっかり動いてみると自分の身体の変化に気づくんですね。

すると「やっぱり運動やらなきゃ!」と思うわけです。

それは 自分がダメな身体だからというわけではなく

自分の身体の状態を肌で感じることができて修正ポイントが明確になる。

更に運動をした方が動きやすくなるし

機能や筋力 体力の変化も感じることができるからです。

時間を作る習慣がちょっと大変な時があるけれど

今より快適な身体つくりと コロナに負けない体力をつけたいですね。

 

※イラスト:さとう げろ彦 twitterはこちら