SEIKOSEIKO

2021.08.04

つら~い〇秘だったら 試してみて!!

健康のことを気にかけているのに

どういうわけかお通じのことで悩んでいる人

いらっしゃいますよね。

今は「腸活」なんて言葉が流行っていたりします。

腸内環境をよくして健康になろうということのようです。

腸の中の善玉菌を増やす食材を摂ることでしょうか。

 

 

腸は第2の脳と言われていて 脳の次に神経細胞が多いところです。

不随意にぜん動運動をし 脳からの指令を待たずして身体に良くないものが

侵入した場合に排出させる反応をしたり

また心の影響を受けやすく

ストレスによる便秘や下痢をしたり 環境の変化で便秘になるなど

経験したことがある人も多いと思います。

腸って健康のバロメーター 快便こそ健康の源というと

ちょっと大げさかもしれませんが

今便秘で辛い思いをしている人はそのくらい快便は

憧れるものなのかもしれません。

 

 

 

便秘の原因

便秘になる原因は結構たくさんあります。

①運動不足

②水分不足

③食物繊維不足

④極端なダイエット

⑤ホルモンバランス

⑥加齢

⑦病気

パッと思いついただけでこれだけ出てきました。

便秘で悩んでいる人でこの記事を読んでいる人は

このくらいの情報はすでに持っているかもしれません。

便というのは自分が食した食べ物から栄養を吸収した残りカスです。

それが腸に到達するまでに カスの量が十分でないと

腸はまだ器いっぱいじゃないからと活動(ぜん道運動)を活発にしてくれません。

その状態を④のようなダイエットだったり

②も程よく水分を含んで丁度良い硬さにしてくれたり嵩増しの役目をしていますので

便秘を引き起こします。

 

食物繊維には2種類ある

食物繊維を摂るのがいいということはよく言われますが

食物繊維ってどんな食べ物ですか?

繊維の多い野菜なんかを思い浮かべた方は注意しなければいけません。

お腹が詰まって苦しい時に繊維質の多い食べ物(不溶性食物繊維)を摂ると

詰まっている入れ物に更にカスが大量に蓄積してしまうことで

気分が悪くなったり 苦しくなることがあるようです。

摂るなら「水溶性食物繊維」と言われる

海藻類やキノコやこんにゃくがいいようです。

溜まって硬くなって出られなくなっているカスを

柔らかくしながら流してくれるのが水溶性食物繊維や水分。

カスが増えるにしても柔らかい状態にしてあげないと

出にくいんですね。

 

 

筋肉と便秘

①運動をすることで血流が良くなり体中の流れが促進されることで

内臓も活発に動いてくれるという側面がありますが

ピラティスをすると その効果に+αの効果があるのです!!

運動不足で筋力がない人の便秘

それは腸内でカスはちゃんと溜まっているのに

押し出す筋力がない人がいるということです。

ピラティスは体幹を鍛えるエクササイズなので

筋力がない人は めちゃくちゃ腹筋使って

押し出す筋力を鍛えてる状態になるんですね。

お腹を丸めたり伸ばしたり いっぱい筋肉を使って

腸を刺激することでしっかり押しだす機能を発揮してくれるわけです。

 

うちのスタジオで便秘で困っている人は

ピラティスの翌日は絶対スッキリお通じがあると

言ってくださいます。

身体の表面についている筋肉ですが内臓に及ぼす影響って

便秘以外にも結構いっぱいあります。

痩せて筋力がない人に胃下垂が多いですし

そういう人は内臓をあるべき位置にとどめておく力がないので

胃だけでなくすべての内臓が支えられていなくて

下腹がポッコリしています。

インナーマッスルである腹横筋はお腹の肋骨から骨盤にかけての

骨のないところに帯のようについています。

この筋肉は長く伸びることで収縮します。

ピラティスでは背骨の関節の圧を軽減させるように長く伸びながら力を出す

ようにエクササイズしていきます。

こんな風に長く細く使うのがピラティスの特徴。

そうすることで腹横筋は収縮し内臓をあるべき位置にどとめ置いてくれます。

なのでデスクワークで座りっぱなしの人は内臓を支える筋肉は

お休み状態になっているんですね。

猫背だと内臓を圧迫されて更にお腹はポッコリ。

内臓は外の筋力の影響を受けています。

更に背骨から内臓支配の神経も出ています。

背骨を動かすことで内臓神経にも刺激があるということです。

人間にとって身体を動かさない生活というのはリスクです。

身体が動かせるのに動かない。

身体の不調ってこんなところから始まってるのかもしれません。

ピラティスで内臓を丈夫に 便秘とサヨナラしましょう!