SEIKOSEIKO

2024.10.16

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【お役立ち】日常の癖で歪む身体

ピラティススタジオ Pilates Plus エノモトセイコです。

いつもPilates plusをご愛顧いただき、ありがとうございます。


身体の歪み

最近、うちのスタジオには「身体の歪み」「左右差」」「バランスが気になる」

の解決にピラティスを選ばれて来られる方が多いです。

例えば肩の位置の左右差ですが、肩が全ての原因というわけではなく

ウエストの長さの左右差で肩の高さに違いが出ている人

骨盤の高さが左右で違う人など

原因は様々です。

因みに 私は「歪み」という言葉はあまり好きではないので

お客様にはなるべく使わないようにしています。

お客様の方から「私、身体が歪んでますよね」と言われたら

「誰だって 多少は歪んでますよ。根性と一緒ね!」なんて言ってます。

トレーナーの勉強をした時に言われたのは

「キラーポイントをいち早く探せ」ということでした。

キラーというとちょっと怖いけど 

「本当の犯人はそこにいるのかを疑い、真犯人をいち早く探せ」ということ。

これが面白くて身体のことをもっと知りたくなった理由なんですが

肩の高さは肩に原因があるのか?

肩が原因じゃないことは多いです。

じゃあここかな?とあたりをつけます。

運動をしてもらいます。

あたっていれば、バランスが整います。

でも、それでは解決ではないんです。

それだけでは

次、うちに来る頃には元に戻ってる。

治療院に行ってる人、マッサージに行ってる人が

ずっとリピートしたくなるのはこれです。

その時、バランスが整っただけではダメなんです。



大事なのは 日常の些細な癖から

原因はわかったけど、なんでそうなった?

これも凄く面白くて、

首に不具合がある人の部屋のテレビの位置がわかったり

仕事の時の机の配置やどちらかの隣に苦手な人の席があるとか

脚を組む癖

肘をつく癖

仕事の特徴

いろんなことが 見えるのです。

スピリチュアルなことはゼロで 「いろいろ当てる人」になってたりします。



癖を修正するのは大変です

じゃあ、何故自分の身体は今この状態なのかがわかったら

テレビの位置か自分の座る位置を変える

仕事の机と椅子の高さを調節する

パソコンの位置を変える

脚を組んでることに気づいたら辞める

などなど

まずは自分のことを知らなくては

他人にその時だけ整えてもらっても、自分の身体の使い方が変わらなければ

なかなか本当の解決にはならないんですよね。

しかも、癖が修正されるのにどのくらいかかるのか、、、。

それは癖が修正されるまで なんです。

でも、その癖に気づかなければ ずっとそのままですよね。


ピラティスは気づきのエクササイズ


私、このワードが好きなんですが

息子にこれを言うと「わかりにくい」と言われてしまいます。

まずは、自分のことに気づく

理想の自分の状態を想像し

その理想に向かってエクササイズをしていく

この手順で皆さん変化されます。

エクササイズをするにつれて、今の自分の状態が理解できてきます。

「もっと、こうすれば私の左右差が埋まるかも~」と

理想に向かって鍛錬する。

何かが変わる。

これは、自分で身体を変えたということなんですよ。

すごいことだと思いませんか?

ピラティスって、自分で自分のことに気づいて

自分で身体を変化させるエクササイズなんです。

私の役目は そのナビゲーターです。

私も多くの人たち、いや誰より不具合を抱えた身体を

いっぱいピラティスをして変化させました。

その経験や養成で勉強したことをシェアし

たくさんのお客様の身体をみさせていただくことで

経験を積みました。

あとは、あなたが理想を持ちやるのか、やらないのかだけ。