SEIKOSEIKO

2022.01.11

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お正月の身体リセット

新年あけましておめでとうございます

 

こんにちはPilates Plusピラティス担当 榎本靖子です。

 

先日から息子が Pilates Plus フィットネスとしてパーソナルトレーニング部門を

担当することになりましたので、ブログの住み分けとして

担当名を入れることにしました。

私自身もパーソナルトレーナーをしていた頃の経験や

フィットネスインストラクターの時に勉強したこと

自分自身の身体で感じたことの全てを

ピラティスに活かして提供しています。

こちらのブログでは引き続きピラティスだけにこだわらずに

身体にまつわる様々なこと

皆様のお役に立つ情報を発信できればと思っております。

2022年も皆様がより健康で美しく そしてしなやかで強い身体つくりのサポートが

できるようにスタッフである 我が子達と共に頑張ります。

 

お正月明けの身体

Pilates Plusは今年で10年目に突入します。

お正月明けのお客様の身体をいろいろ

考えてみたところある共通点がありました。

お正月の過ごし方は人それぞれなのに皆さん揃って縮んでしまうところがあります。

それが「お腹の中の筋肉」と「腿の裏側の筋肉」そして「股関節」です。

他にも腕や背中がカチカチの人もいましたが、

このエクササイズはそんな背中や腕も伸びます。

背中や腕の頑固な張りを撃退するエクササイズは また別の機会にご紹介しますね。

 

そんなわけで2022年の年明け スタジオは新年バージョンのエクササイズから

始めていただきました!!

ピラティスのフロントスプリットというエクササイズがあります。

そのエクササイズのバリエーションです。

実は私も年末年始 掃除のし過ぎ?お正月三が日も気づくと掃除をしてしまう

変なモードに突入してしまい 気づくと身体はカチカチであちこちが痛い!

早く仕事に復帰したい。早く運動したい。(これ 毎年思うことです)

と思うほど身体が辛くお正月休みの後半はひたすらストレッチとエクササイズをして

過ごしました。

その時、 あれこれやってみてめっちゃくちゃ効果があったエクササイズです!

器具も何も必要なく お膝をつくのでマットかクッションになるものをご用意

していただければより安心 すぐできます。

 

縮んだ筋肉が元の長さになる時は、もしかしたら痛いかもしれません。

大抵の人は痛い 又は 痛気持ちいい と言っていました(笑)

無理をせず呼吸をしながらじっくり少しづつ伸ばしていってください。

肩や背中に余分な力が入っていないか 確認しながら続けていただくと

筋肉がだんだん緩んできます。

 

このエクササイズの後は 「お腹がすっきりした」「足が軽くなった」

「体がポカポカする」というお声をいただきました。

インナーマッスルは脂肪燃焼効果の高い筋肉なので

そこが活性化するとで身体が温まります。

身体の流れが良くなるわけです。

身体の流れがいいと 疲れが取れる お休みで硬くなっていた筋肉が活性化するなど

いいことがいっぱいあります。

 

年末年始はものすごく忙しい人は 身体が疲れて流れが悪く

のんびりし過ぎてしまった人は活動量が少ないことで流れが悪くなりがちです。

寒い中せっせと掃除をする しかもいつもよりすごく頑張ってしまう。

家族でTVを観たり(普段見ない人も)座りっぱなしの時間。

いつもよりちょっと味の濃いお料理を長い時間食べる。

生活のリズムがいつもと違う。

例えば、夜更かししてしまったり 寝坊してしまったり 帰省や来客があるなど。

どれもこれも身体の流れに影響ありそうですよね。

 

ピラティスの目指す しなやかで強い身体は 流れの良い身体とイコールなのです。

では早速 エクササイズをご紹介しましょう!!

 

 

年末年始で縮んだ体を伸ばすエクササイズ

①前の脚は膝の下に踵 後ろの脚を遠くにして上半身が前に倒れるくらいから

お腹を薄くしながら身体を起こします。

お腹の力が抜けていると腰が痛くなることがありますので

そのような人は 少し後ろの脚を前に戻してやりましょう。

しばらくして腿の前からお腹にかけてが伸びてきたら

更に前に体重を乗せ、前の脚側のお尻に体重を乗せるようにして

強度を上げていきます。

太腿の前だけが辛いときは無理をせず元の位置に戻してください。

*ふらつきがある場合はどこかにつかまってもかまいません。

*ひざに痛みがない位置でつくようにしてください。

後ろの腿の前からお腹が伸びるのを目安に 徐々に強度を上げていきましょう。

 

 

②後ろの膝の内側を接地させ横を向きます。

身体のセンターの軸をキープするように起こします。

ピラティスでは 鼻~胸の間~おへそを結ぶラインをセンターの軸と言います。

股関節が硬いとヒップが後ろに逃げるので

我慢できる範囲でヒップを前に出しましょう。

後ろ脚の腿の内側が伸びます。

余裕があれば前側の股関節の方に体重をスライドさせていきます。

前脚側の腿の内側も伸びるという人もいらっしゃいます。

 

③もう一度正面を向いて手をマットにつきます。

前の膝を伸ばしヒップを後ろに引いていきます。

この時に前の膝が内側に向いてしまったり

膝が伸びなかったり

又は身体が硬い人はヒップが左右どちらかに寄っていってしまうことが

あります。

自分でヒップの位置がずれていることはわかりにくいかと思いますので

まずは膝の向きを真上にすること

時間をかけてゆっくり膝を伸ばしましょう。

足先が浮いてきてしまう場合は手で足先を押さえてもかまいません。

 

 

④一度ヒップを真ん中に戻してから

後ろの脚を少し前にしてから 足の裏をつけてヒップを持ち上げます。

前後の膝を伸ばしてヒップを後ろの方に引きます。

後ろの脚のふくらはぎ 前の腿の裏が伸びるのと背中や腰の筋肉も伸びます。

この動きもヒップがまっすぐ引けないことがあるのですが

自分ではわかりにくいので 身体が伸びてきたらヒップの向きにも注意しながら

やってみてください。

筋力と柔軟性のどちらも必要な動きです。

これを辛いと感じるかどうかは 人それぞれですが

できた方が身体は快適で機能的であることは確かです。

完璧でなくても 日々続けることで身体は変化します。

2022年 皆様がより健康で快適な身体手に入れられますように!!

毎日少しづつエクササイズを続けることで身体は必ず変化します。