SEIKOSEIKO

2025.04.02

あなたは立っている時、足のどの部分に体重が乗っていますか?

こんにちは! 「しなやかで強く美しく」あなた史上最高のカラダを作る
ピラティススタジオ Pilates plusエノモトセイコ です。

普段何気なく立っているとき、足のどこに体重が乗っているか意識したことはありますか? 実は、理想的な重心位置 というものがあり、そこから逸脱すると身体にさまざまな影響を及ぼします。 今回は、正しい重心の位置と、それが崩れたときに起こるリスクについてお話しします。


理想的な重心位置とは?

理想的な重心位置は、足の裏全体にバランスよく体重が分散されている状態 です。 特に、 ✅ かかと(踵骨)
親指の付け根(母趾球)
小指の付け根(小趾球)
の3点でバランスよく支えられていることが理想的です。

この位置に重心があると、 ✔︎ 足首・膝・股関節・背骨が正しく整い、最小限の負担で立つことができる ✔︎ 筋肉や関節に無理なストレスがかからないため、疲れにくい ✔︎ 姿勢が安定し、美しく見える といったメリットがあります。



重心がずれたときに起こるリスク

では、重心がずれるとどうなるのでしょうか?

① 前重心(つま先側に体重が乗る)

リスク:ふくらはぎの張り・腰痛・反り腰・肩こり

・常につま先側に体重がかかると、ふくらはぎの筋肉が過剰に使われ、張りやむくみが起こりやすくなります。 ・骨盤が前に傾きやすくなり、反り腰や腰痛の原因になります。 ・肩が前に出て猫背になり、肩こりや首の疲れを引き起こすことも。

② 後重心(かかと側に体重が乗る)

リスク:お尻のたるみ・腰痛・バランス不良

・かかと側に体重が偏ると、お尻の筋肉をうまく使えず、ヒップラインが崩れやすくなります。 ・バランスを取ろうと膝を曲げがちになり、膝や腰に負担がかかりやすくなります。 ・前ももの筋肉が過剰に働き、脚が太く見える原因になることも。

③ 内側重心(親指側に体重が乗る)

リスク:X脚・膝の痛み・内股歩き

・膝が内側に入りやすくなり、X脚の原因になります。 ・膝関節への負担が増え、痛みを引き起こすリスクが高まります。 ・歩き方が内股になりやすく、転びやすくなることも。

④ 外側重心(小指側に体重が乗る)

リスク:O脚・足首の不安定さ・捻挫しやすい

・膝が外に流れやすくなり、O脚の原因になります。 ・足首が不安定になり、歩行時のふらつきや転倒リスクが上がります。 ・小指側ばかりに体重が乗ることで、足裏のアーチが崩れやすくなります。


ピラティスで重心を整えよう!

ピラティスでは、正しい姿勢と重心を意識しながらエクササイズを行います。 例えば、 ✅ フットワーク(足の裏全体を意識するエクササイズ)ローリングライクアボール(重心をコントロールするエクササイズ)ショルダーブリッジ(骨盤と足の裏のバランスを整えるエクササイズ)

などを行うことで、自然と正しい重心バランスを身につけることができます。


まとめ

日常生活のなかで、重心の位置は意識しないと乱れやすいものです。 しかし、ピラティスを取り入れることで、 ✅ 正しい重心位置を知るバランスよく立つ・歩く習慣を身につける歪みや痛みを予防し、美しい姿勢を作る ことができます。

ぜひ、今立っているときに「足のどの部分に体重がかかっているか」チェックしてみてください! もし偏りがあると感じたら、ピラティスで理想の重心位置を目指してみましょう✨