ピラティス専用のマシン
ピラティスにはマットで行うマットエクササイズの他に
専用に作られた器具で行うマシンエクササイズがあります。
マットと同様に仰臥位(仰向け)に寝たポジションから行うリフォーマーやキャデラック
更に発展したエクササイズやその人個人のニーズに合わせて運動処方をするための
チェアやバレルなどピラティスのエクササイズをより分かりやすく効果的にしてくれる
マシンがpilates plusに取り揃えてあります。今回はリフォーマーの特性をご紹介していきます。
その他の器具はこちら
リフォーマー
リフォーマーはマットと並びメインエクササイズで使用されるマシンです。
スタジオでは2台完備されていて ほとんどの場合マンツーマンエクササイズとして1台で使用していますが、エクササイズに慣れた方がふたり同時にレッスンをすることも可能です。
リフォーマーの名前の由来は「身体をリフォームする」というところからきていて、リフォーマーでエクササイズすることでレッスン終了したあとにほどんどの参加者が「身体が軽く感じる」「重心位置が変わった」「背が高くなった感じがする」など初めてエクササイズをしても変化を感じることができるツールです。
りフォーマーについているスプリングの負荷は体重や筋力によって調整が可能になっていて そのスプリングが伸びたり元に戻ったりするのと同じように自分の筋肉も長く伸びながらの意識をもって運動を進めていきます。ピラティスの特徴である伸張性(伸びながら力を発揮)の筋力をわかりやすく体感することができることが魅力です。
はじめは仰臥位のエクササイズでご自分の背骨のポジションを感じながら運動を進めていきますが徐々に座る姿勢、膝立の姿勢、立位と重心位置を高くしていきます。
これは人間の成長過程と同じで初めは寝たきりの赤ちゃんが座れるようになり膝をついて何かにつかまりやがて立つことができるようになるのと同じでもちろん寝ているポジションよりも立位のポジションで自分の理想的な姿勢を保持しながらエクササイズをすることの方がスキルを要します。
また寝る姿勢も仰向け、うつ伏せ、横向きと様々なポジションがあり背骨をあらゆる方向から柔軟にパワフルにまんべんなく動かす運動となります。
リフォーマーひとつでできるエクササイズは約500種類あると言われていて背骨とその周りの筋肉が強くしなやかに そして理想的な配置になるように運動をするのに最適なツールです。
その他の器具
今回紹介した器具は身体全体を器具にあずけて運動するものでその他にはマンツーマン以外にグループレッスンでも使用する小さなツールがあります。小さなツールはうちのお客様が自宅でエクササイズをするために購入することもよくあります。家にあっても負担にならない「小道具的存在」です。その中には私のピラティスの先生が考案した「バンドを使うピラティス」も含まれます。小さなツールについては別でまとめて紹介していきます。